気候変動対応(カーボンニュートラルへの取り組み)
電機産業のカーボンニュートラル戦略(環境価値、グリーン技術?製品分類)
JEMA「2050CN実現へのロードマップ」
JEMAは、當會事業領域を通じわが國の2050年カーボンニュートラル実現に大きく貢獻することを目的に、関連機器システム技術のイノベーション、およびその社會実裝に向けステークホルダーと議論していく際の礎とするロードマップを2022年5月に策定しました。
JEMA「2050CN実現へのロードマップ」~技術イノベーションと社會実裝に向けて~
JEMA-GXレポート
カーボンニュートラルをはじめとして、持続可能な社會の実現に至るグリーントランスフォーメーション(GX)を必要とする社會構造の大きな転換期において、電機産業の足下の狀況を把握しつつ、果たすべき役割と貢獻し得る機會を探り、社會に対して広く発信していくことが重要であるとの認識の下、長期的なゴールであるカーボンニュートラルへの重要なマイルストーンである2030年に向けて、會員企業のGXに係る取組みを「JEMA-GXレポート」としてとりまとめます。
本レポートの目的、期待する効果、活用方法は主に以下の通りです。
フォローアップ
- 電機産業/會員企業のGXに係る狀況を把握するとともに、JEMAカーボンニュートラルロードマップと照らし合わせ、
進捗を計る(2030年まで継続)
ベンチマーク
- 會員企業においては、自社の立ち位置を把握し、GXに対するモチベーションにつなげて頂く
コミュニケーション & エビデンス
- ステークホルダーに向けて、業界の努力を正しく伝えるコミュニケーションツールとする
- 政府など政策立案者に向けて、政策提案や要望提出の際の根拠とする
JEMAポジションペーパーとグリーン技術?製品の分類?リスト
カーボンニュートラルの実現には、電力エネルギーの脫炭素化、電化ならびに電力需要の抑制(省エネ)の推進が必要となります。すなわち、電力?エネルギーインフラにおいては再生可能エネルギーの主流化や安定供給に向けた分散化、デジタル化の推進が、一方で電力を使用する機器においては高効率化やAI/IoT等デジタル技術による高度化の進展が、それぞれ期待されます。
電機産業は、これらエネルギーの供給サイド、需要サイド雙方において、社會実裝まで見據えた技術開発やイノベーションにより、政府のグリーン成長戦略が示す方向の下、気候変動への対応をビジネスチャンスと捉え、カーボンニュートラル実現に資する製品?ソリューションを社會へ提供し、持続可能な社會の構築に貢獻していきます。
JEMAは、電機産業の技術?製品を通じてカーボンニュートラル実現に果たす貢獻を「環境価値」として整理?分類し、具體的な技術?製品等のソリューションを「JEMAグリーン技術?製品」と定義し、その分類?リストを2021年11月にVer1.0として策定?公表しています。これらの環境価値は、今般、まずはカーボンニュートラルへの貢獻の側面から設定していますが、企業における環境課題やその取組みは幅広いものであるため、環境価値の項目とグリーン技術?製品については、今後の社會動向や狀況の変化に応じて適切に見直すとともに、充実を図り、継続的にアップデートしていきます。
2021.11
JEMAポジションぺーパー
電機産業による2050年カーボンニュートラル実現への貢獻 ~JEMA「グリーン技術?製品」について~ 522KB
2021.11
JEMAグリーン技術?製品マップ Ver.1 194KB